開発支援の
目的 |
○データ構造の品質管理
データベース設計として行われる、データ分析/データモデリング作業に対し、技術研修やレビューなどで品質向上を実現します。
○プロジェクト情報管理
ビジネスシステムの開発プロジェクトは、技術者・規定/基準・ツール・環境・機器などの資源を投入して、入力情報を変換加工し、出力情報を生成するプロセスの連なりとして認識されます。
情報の変換加工を繰り返す中で、データベース・ユーザーインターフェース・プログラムなどの最終成果物を企画・設計・実装して行きます。
ここでのポイントは二つあります。
一つは、これら一連のプロセス全体の情報の流れ・関連の把握です。
作業プロセスの切り出し方や変換加工の方法は多様で、出力情報も呼称のみでは把握し切れない多様性があるので、最終成果物から遡って、情報や作業の必要性を確認して行かないと、一般論にまぎれて作業の重複や無駄が発生する可能性があるので気を付けましょう。
二つめは、出力情報を評価・検証する要領です。
「何を作れ」は「出力情報」として規定され、「どう作れ」は変換・加工の要領として示されます。
しかし、更に成果物を評価・検証する基準が明確に規定されていないと、品質や進捗の判断を担当者が恣意的に行う可能性があり、遅延や手戻りを誘発する危険性があるので気をつけましょう。
このソリューションでは、これらのポイントを踏まえた、システム開発プロジェクトの全体的な情報管理を支援します。
(要するにリポジトリによる、開発情報資源管理の実施を目的にしていると言うことです) |
開発支援の
方法 |
・ビジネスシステム開発プロジェクト自体を対象にデータ分析を行い、そのデータ構造を明らかにすることで、プロジェクトを構成する要素と要素ごとに整える必要がある情報を整理します。 |
開発支援の
内容 |
○データモデルの作成
・作業プロセスの整理
開発計画で定義されたアクティビティ単位に、「開発支援の目的」で説明した図に従って、情報を整理する。
・情報の洗い出し
入力情報・出力情報として要求される内容を、ワークシートのラフスケッチ(ラフでないならベター)とデータ項目で把握。
・データ分析
開発プロジェクトをデータ分析し、ER図でモデル化し、満たすべき要素・項目を明確化。
○情報管理
データベースのテーブルやカラム・ユーザインターフェース・プログラムなど、リスト形式で管理される情報間の関連(どのユーザインターフェースはどのテーブルのどのカラムをつかっているかなど-いわゆるクロスリファレンス情報)を中心に、情報収集と変更管理の仕組を構築します。
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