前のページに戻りますホームへサイトマップへ
           
   
 
 


オンサイトのDOA研修セミナー「ERD基礎」のご案内_
 
   
   
 

 ERD基礎は、データ中心指向の中核技術であるデータ分析/データモデリングのスキルを修得して頂くコースです。
 データベース設計スキルの修得コースとお考え頂いても良いでしょう。
 一般的なデータベース設計の教育コースでは、エンティティなどの用語の意味説明から入り、ER図の描き方を中心に説明されます。
 最も代表的な正規化技法の解説も「第一正規化は繰り返しの排除」で、「レコードの中に存在する繰り返し構造を分離して別レコードに整理する」などと言う説明に終始し、演習問題で、その要領を経験することでスキルの修得を目指そうとします。
 これでは、なぜそうするのか、なぜそうしなければならないのか、と言う必要性が十分納得出来ません。
 そのため、現実のデータベース設計では、特定の情報要求に答えるための、アプリケーションの処理を軽減するなどの軽い目的で、支店エンティティに月別売上合計金額と売上件数を、12カ月分繰り返しで持つなどの、重大なルール違反を平気でやってしまいます。
 このコースでは、データ分析/データモデリングのスキルの修得と並行して、そもそもデータモデルとは何か、なぜデータベース設計をER図で描かなければならないのかなどの、データ分析/データモデリングとデータベース設計に関する、基本的な考え方の部分について詳しく説明しています。
 型や作法のパターンを覚えるのではなく、原理原則を修得して頂くので、演繹的応用力のあるスキルが身に付くと、受講者の皆さんからは好評を頂いています。
 
 なお、既に見よう見まねでデータベース設計に着手したが、進捗が悪く困っている様な場合、そのまま続けるよりも、きちんと体系的なスキルを修得した方が、データベース設計の質の向上は言うまでも無く、納期も結果的には早くなる可能性が高いにで、本コースの受講を勧めます。
 その場合、今現在分析している対象を、そのまま演習課題に使うが出来ます。
 研修の中で業務のデータ分析作業を行い、そのままのペースで業務を続けられるので、緊急性の高い作業を行っている場合など、担当講師にご相談下さい。



・システム開発プロジェクトでデータベースの設計を担当される方
・安定したシステム開発プロジェクトを目指すプロジェクトリーダの方
・DOA推進に当ってデータ分析/データモデル構築を担当される方
・データ分析/データモデリングを修得したい方
・リテラシとして、データモデルの読解力を着けたい方

緊急性の高い、以下のような場合にもお勧めします。
・データベース設計に着手したが、基準も参考例も無くお手上げ
・ER図を描いては直しているが、どこまでやれば良いのか見通しが立たない
・委託先からデータモデルが納品されたが、どうやって検収すれば良いか分からない
・見よう見まねでエンティティは描いたが、関連の設定要領が分からない
・ファイル設計とデータベース設計の違いが分からない  など



 この研修は、特定の技法や表現方法に依存してはおりません。
 そのため、現在、お使いの技法やツールがあれば、それを前提とした説明が可能です。
 もちろん、特段の指定が無ければ、IDEF/1XやUMLのクラス図表記T字形ERなどの代表的な表現から選択して頂きますが、それらの知識が前提条件として必要と言う訳ではありません。
 必須条件はありませんが、本講習の内容はDOA推進の第一ステップにあたるので、 データ中心アプローチの考え方を理解していると、作業全体からの位置付けが分かりやすくなり、一層理解が進むと思われます。
無料セミナー「データ中心アプローチ紹介」の受講をお勧めいたします。


弊社コンサルタント DOA Evangelist 小見山 昌雄 ほか
オンサイトセミナー会場のイメージ
 「ERD基礎」コースは、演習問題の個別指導に重点を置いているので、受講定員は10名までとなります。
 但し、聴講者の制限はありませんので、演習問題の指導が必要無い方は、受講者とは別に何人参加されても構いません。


○エンティティ
 (ビジネスの構成要素エンティティ)
 ・エンティティとは何か
 ・エンティティの構成要素
 ・エンティティの捕捉と分類
 ・演習問題

○関連
 (エンティティを関連付けて生まれる新しい意味)
 ・関連とは何か
 ・関連の構成要素
 ・関連の捕捉と分類
 ・演習問題

○詳細な表現
 ・分類構造
 ・関連エンティティ(対照表)
 ・再帰
 ・繰返し構造
 ・非帰属データの分離
 ・コードの扱い
 ・その他の詳細表現
 ・演習問題

○データ分析の手順
 ・ユーザインターフェースなどのデータ項目を分析し、ビジネスルールを把握した上で、データモデルを作成する手順
 ・演習問題

○業務分析の手順
 ・データ分析を行う準備と環境整備

○業務分析のポイント
 ・ビジネスの把握、及び詳細に表現するための要領
 ・演習問題

○データ中心アプローチに関するQ/A

 豊富な演習問題で、業務分析における分析力とモデル作成の表現力を、併せて修得して頂きます。



開催日 > このセミナーはオンサイト開催(ご指定の日程・会場での開催)で受け付けています。
 (東京23区以外での実施については実費で交通費・宿泊費を申し受けます)
 このセミナの所要時間は18時間です。
 但し、開催日程は調整可能なので、2日又は3日の開催となります。
 その他にも、日程の変更・調整は可能なので、希望があれば、ご相談下さい。

会場
受講料  105,000円/1名 (本体 100,000円)
 なお、6名以上で受講される場合は630,000円で一定料金です。
 また、聴講者の参加は無料です。
定員 10名まで
 聴講者の参加人数には特に制限はありません。
参加条件 ・4名からの開催になります。
申込方法

メールでお問合せください。


   トップページへ