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![]() 彼らは、情報システムに関連して次々に登場する新しく複雑で分かり難い概念を英字3文字の略語などで表現する【注1】と言う卓越した表現方法を編み出した。 成功は失敗の元とは良く言ったもので、猫も杓子もまねしたお陰で、IT業界の3文字表現(など)は、マンネリ・時代遅れ・説明不足・うんざり・いい加減にしろ・それで、の対象に堕ち、言いっ放しで収拾が付かない状態になってしまった。 それでは、私がデータサイド(字面が似てるけど「ダークサイド」ではないので間違えないで)から辛味を効かせて解説をさせて頂きます。
これらの表現は、本来、仲間内の符牒と同様、その概念を十分把握している者同士が、情報交換する場合には、コミュニケーションの効率を上げる効果があります。 しかし、概念が不明確な場合や、本来、個別のケースごとに異なる部分が多い概念(一言で、DWHと言っても、企業や団体の目的やねらいの違いでその対応内容が大きく異なる場合など)の場合には、内容の確認を怠るとコニュニケーションミスの原因になる可能性があるので要注意です。 これらの用語を使う場合には、相互に如何なる概念を指しているのかを、早い段階で確認しておく事を勧めます。 「その〜と言うのは、〜(ここの部分は長くなりますが)と言う意味で良いんですよね?」 案外(と言うか案の定と言うか)、例えば「DWH、データウェアハウスのことだろう」などのように、単に略語の説明だけで分かったような気になっていることが多いことに驚かされることでしょう。 曖昧な概念のままで話が進んで行った結末には、「そんなこと常識だろう」とか「何で訊かないんだ」や「確認すれば良いだろう」など、良く聞くフィレーズによる破綻が待っているので、気を付けましょう。 |
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